ギター製作 初号機 モッキンバード その5 ボディの形成(シェイプ形成~トップ部接着)

ギター製作

この記事の製作・改造・作業内容

トップボード

ボティ形成の続き まずはシェイプの形成


センターの3ピース・メイプル スルーネック部に両側のバスウッド ウイング部が接着できました。ここの厚さは35mmです。
指板が乗る所とは15mmの段差がついています。

15mm厚の2ピース・メイプル トップ・ボードを乗っけてシェイプをかたどった線を引きます。

線を参考にノコギリでラフカットします。

ラフカットができました。
バスウッドの部分が多いので楽勝です。

さらに、トップ・ボードをテンプレートにし、シェイプをトリマーで整えました。

続いてトップ・ボードにピックアップ用ざぐり穴を開けました。

で、再びトップ・ボードをテンプレートにして、ピックアップ用ざぐりをトリマーで整えました。

ボディ・エンドから見たところです。
2ピースのトップ・ボードの下にバスウッドのウイングでサンドされたスルーネック部という構成になっています。
レスポールのメイプル・トップ、マホガニー・バックという木材構成に近づけたことでの音響特性効果とFLOYDROSE用ざぐりで分断されるスルーネック部の振動伝達をトップ・ボードで補完することを期待しています。

メイプルのトップ・ボードを接着します


トップ・ボードとの接着前に、バスウッド部分にコントロール用ざぐりをフリーハンドのトリマーで施しました。
コントロール部はトグルSWとボリューム・ポット2個だけなので、できるだけロスの無いように穴を掘っています。

トップ・ボードの外周にはタテ13mm ヨコ2mmのバインディング用溝をガイドのベアリング・パーツを装着したトリマーで掘っておきました。
ここに高さ6mm 厚さ2mmのバインディングを巻き、タテ13mmからバインディングの高さ6mmを引いた7mm部分はボディ中央からなだらかにカーブを形成する予定です。
それでは接着します!

タイトボンドを塗って。

トップ・ボードを乗せてクランプします。
手作業のサンディングではトップ・ボードも下のスルーネック及びウイング部分も接着面を完全な平坦にはできませんでしたが、圧着させると隙間が無くなるのが木という素材の良いところです。

メイプルのトップ・ボードを接着できました!

この記事でやってる事

トップボード

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