X-STROYERタイプのボディ・シェイプ改造 その1

ギター製作

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ボディ作成

ボディ・シェイプ改造の次のターゲットはX-STROYER


X-STROYER。ちょっとネックを太くし過ぎたのとボディ・バランスがよろしくないので、あまり弾いていません。
そこで、こいつも改造ついでにシェイプを変えてしまおうと思います。GIBSON 80年代の幻ギターVICTORYタイプを3本も作ってしまったので、今回はオーソドックスなディンキーあるいはソロイストっぽいシェイプにしてみようと思います。
設計段階では、ESPやIBANEZ、JACKSONなどのいわゆるスーパー・ストラト系のシェイプを調査。写真を取り込んで外周をなぞってみると、ほとんど同じような形であることが判明しました。
そして最終的に落ち着いたのが上図です。今回はこれで行ってみます。

こちらが俎上に乗ったX-STROYER。
見事なカーリー・メイプルがもったいないですが。

スルーネック部の中央148mm幅を残して両端をカットします。
まずは1弦側。

トップのメイプル材の下はアッシュ材です。

6弦側もカットして、トップ材を張り替えるために5mm厚のメイプル部分をトリマーで削っていきます。


トリマーの土台を残しつつ、できるだけ削って。

残った部分をはノミで払っていきます。

サンディングするとアッシュが見えてきました。

新トップ材の加工


張り替えるのは普通のメイプル材。アイチ木材さんより購入してグレードAで税込み1,210円でした。削ったカーリー・メイプルはこの10倍以上の値段だったかと思います。

シェイプを印刷した紙のテンプレートをメイプル材に乗っけて様子を見ます。

ウイング材の加工


ウイング材はアフリカン・マホガニーを使用します。こちらはグレードBで税込み3,300円。30mmと6mm程度に予め厚み調整してもらっています。

30mmの方をウイング用に使用する分だけカットしたところで雨が降ってきたので撤収。

ウイング材の接着


屋内で作業を続けます。
スルーネック部にタイトボンドを塗ってマホガニーのウイング材を接着します。


両サイドにウイング材をセット。タイトボンドが落ち着き始めたところで自作ハタガネで圧着します。

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