スルーネックでギター製作 零号機アイスマン その4 トラスロッド埋め込み~指板接着

ギター製作

この記事の製作・改造・作業内容

トラスロッドネック作成指板作成

再びネックに戻ってきました ロッドや指板のポジション埋め込みなどなど

ボディ関係を一旦お休みして、ネックの作業に戻ります。

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トリマーでトラスロッド埋め込み用の溝を掘りました。スルーネック材の両側に直線のパイン材を置いてトリマーの通路を作り、6mmのビットで3回に分けてだんだん深くなるように掘りました。
ギターワークスさんより購入したダブルトラスロッドは、深さ9mm 幅6mm の溝を掘って設置するだけの優れもの。通常のロッドで必要な「たわませる」「溝にたわみ用のアール付ける」という作業が不要なので初心者でもトリマーさえあれば何とかなりそうです。

と言いながら、作業中に雨が降ってきたのでアセりながらやった結果、深さが11mmくらいになってしまいました。
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こちらは、ピックアップ用のざぐりをノコギリとノミで作ったあと、フロントとリアの間のリード線用トンネルを掘ったところです。左に見えるメイプルの端材をガイドにトリマーで適当に掘ってます。
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さらにヘッド両端にメイプルの端材を接着。スルーネック材の幅が70mmなので、ほんのわずかに不足したヘッドの耳部分用です。
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接着後、大まかな形にノコギリで切り出しました。
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久々に指板も作業をしております。半日かけて彫刻刀でポジション用の穴を10か所掘った状態です。深さは2mmくらいです。
ポジションマークはレスポール・カスタム用の白蝶貝ブロック・インレイを使います。
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白蝶貝のポジションマークを埋めていきます。接着にはエボニーの削り粉を混ぜた30分硬化のエポキシを使いました。
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これは、ロッドを設置した後、2mmほど空いた隙間にホームセンターで購入した2mm厚のマホガニーを埋めて接着しているところです。
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で、接着後、マホガニーの若干飛び出た部分をノミで削って平らにしました。
ロッドの終端部分のカバーの事は全然想定してませんでした。
色んなビルダーさんのサイトを参考に、メイプルの端材で慌てて作りました。

いよいよ指板の接着です!緊張します

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指板には白蝶貝のポジションマークが埋め込んであります。
バインディングを巻いたあとでまとめてサンディングしようと思いますので、貝が若干飛び出ている状態です。

よく見ると、ポジションマークが6弦側に寄ってます。
指板にポジションマークを製図した紙を貼って掘る作業をしたんですが、指板に直接製図してセンターを良く確認してやった方が良かったようです。
もし、次回があるならそうします。
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タイトボンドをたっぷり塗って接着。
ボンドがヌルヌルして接着位置が不安定なのでドキドキします。
ある程度硬化したら接着位置を最終確認し、スルーネック材から切り分けた端材のメイプルで当て木をしてクランプで圧着します。
当て木に溢れたボンドが付いて面倒な事にならないようにビニールの買い物袋を挟んでいます。
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クランプ中にヘッド側から見たところです。
ロッド終端部のカバーですが、ちょっと偏ったアールになってますけど大丈夫でしょう。

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