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レスポール・カスタムのピックアップカバーをはずす
2015.04.20ギターのカスタマイズ
この記事の製作・改造・作業内容
ワイン・レッドのGIBSONレスポール・カスタムのピックアップカバーをはずしてみた
1995年頃購入してオリジナル・スペックのまま何も手を着けていなかったワイン・レッドのGIBSONレスポール・カスタム。
ピックアップのカバーをはすしてみた。
ボディからエスカッションごとピックアップをはずし、ピックアップのベース部分両側のハンダを溶かす。
専用の治具が無いので、ピックアップとカバーの隙間にマイナスドライバーを挟んでハンダが溶けたタイミングでドライバーで隙間を広げる作戦だ。
少々手こずったが成功。
カバーの共鳴防止の為にポッティングしてあったロウもハンダ小手の熱でいい感じに溶けているのでティッシュで拭き取る。
ピックアップカバーをはずした効果
カバーの有無でサウンドは変わらないという説があるが、今回はかなりサウンドの変化が実感できた。
カバーをしている状態だと、アジャスタブルの方のポールピースはカバーの厚さ分だけ若干高くしていた。
カバーをはずした場合、カバーの厚さ分ポールピースを低くし、ピックアップ全体の高さを少し高くすることで2列のポールピースを万遍なく弦に近づけることができた。勿論、弦の揺れが磁力の影響を受けないように慎重にセット。
その結果、リアピックアップはダンカンのJBか、と思うくらいピッキング・ハーモニクスを出しやすくなった。
また、1弦22フレットのチョーキング時のサスティン不足も解消された。
見た目の印象を変えたくてピックアップ・カバーをはずしてみたが、予想外の嬉しい効果が出てよかった。
これでまた弾くのが楽しくなるな。
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