FERNANDES FRコンポーネント その2 ピックアップカバー装着

ギターのカスタマイズ

この記事の製作・改造・作業内容

一旦完成したFERNANDESのFRコンポーネント・ギターですが、ピックアップの白カバーがどうしても地味なので交換することにしました。
参考にしたイメージはARIAの往年のフラッグシップ・モデル SUPRA!

supra

ピックアップカバーは勿論、エスカッションもゴールド、というかオール・ゴールド・パーツのゴージャスなモデルです。
きれいですねー。

初めて知りました。ポールピースのピッチについて。

ということでブラス製ゴールドメッキのFERNANDES製エスカッション(高さ1.6mm)のヤツ2個を入手。
カバーはレスポール・カスタムのワインレッドから取り外して保管していたヤツを流用しました。
今回じっくり観察して今更ながら初めて知ったのが、ピックアップ・カバーのポールピース穴のピッチについて。

ワインレッドのカスタムは90年代製で、ピックアップはフロント490Rでリア498T。
で、ピックアップカバーのポールピースの穴を良く見ると、フロント用が9.8mmピッチに対してリアは10.4mmピッチとなっており、微妙に間隔が違います。
勿論ピックアップ本体のポールピース間隔も同様に490Rと498Tでは違っています。
これはナット側からブリッジにかけて弦間が徐々に広くなっていることへの対応策だと思われます。
ちなみに、78年製カスタムのピックアップカバーはフロント/リアともに9.8mmピッチ。ピックアップはフロント/リア共に刻印ナンバードPAFです。
ようするに、この時期はまだピッチは統一されていたようです。
で、その後、フロントとリアのピックアップのキャラクターを厳密に考慮した結果、弦振動に影響を与えないようフロント側の出力を抑えたり、弦間に合わせたピッチにしたりといった改善が成されたんでしょう。

一方でリプレイスメント・ピックアップの代表格であるセイモア・ダンカンのSHシリーズはどうやら9.8mmピッチの様で、今回のFRのフロントに搭載したSH-2Nがレスポール・カスタムのフロント用カバーにぴったり合いました。
ダンカンSHシリーズのピックアップにカバーを付けてリアに搭載する場合は、9.8mmピッチのカバーが適合となり、弦間ピッチよりも若干ポールピースピッチが狭くなると思われます。
なので、ピッチがずれるのが嫌な場合は、TBシリーズのカバード・タイプを購入すれば良いと思います。

ここでブリッジの弦間ピッチについても触れておくと、FRに使用したGOTOHの1996Tですが、こいつのピッチは10.8mmでして、ピックアップの搭載場所がブリッジよりナット側に若干寄る分498Tの10.4mmにほぼぴったりでした。
本家FLOYD ROSEはというと10.7mmなので、大した違いは無いんですが、この辺りはメーカーとして何らかの意図があるんでしょう。

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含浸(ポッティング)はどうする?

ということで、せっかくのゴールド・カバーなので、ポールピースもクロームのままではいけません。
と思って、インチサイズのゴールドのポールピース用ビスを入手しておりました。
元のビスをはずしてゴールドに換装しカバーを被せるんですが、通常カバー後付の場合は含浸といってカバーを装着したピックアップをロウ漬けすることが推奨されているようです。これは、ピックアップとカバーがぴったり装着されずスキ間があると、カバーが共振してハウリングの原因になってしまうことの対策の様です。
ネット上では素人の方々によるポッティングの実例が紹介されていて興味を持ちましたが、面倒なので取りあえずピックアップとカバーを両面テープでくっつけとく作戦(プランA)でいくことにしました。
これで問題があれば、プランBの含浸(ポッティング)に挑戦しようというわけです。

で、両面テープでくっつけてピックアップのシャーシ底面をピックアップカバーにハンダ付けし、ギターにセッティングしてみました。
結果ですが、家庭用の小型アンプ程度では全然ハウリングの問題は起こりませんでした。スタジオとかで大型アンプで鳴らすとまた違うかもしれませんが。
なので、このままでOKとしました。

エスカッションもギター本体と同じFERNANDES製ということで固定ネジ穴の位置もぴったり。
ピックアップカバーは90年代製レスポール・カスタムからの流用だけに少々メッキのくすみがありますが、
なかなかゴージャスなルックスになりました。
大満足です!

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