WHITESNAKE / Bad Boys を弾いてみた

2015.06.15ギターを弾いてみた

GIBSON レスポール・カスタムワインレッドでWHITESNAKE / Bad Boys を弾いてみた

WHITESNAKEの1987年作Whitesnake（邦題：サーペンス・アルバス＜白蛇の紋章＞）に収録のミディアム・アップテンポのナンバー。
ワイルドなバッキング、レスポール・カスタムのブライトでズ太いヘヴィなトーンなど、ジョン・サイクスらしさ満点。
特にソロはロックらしいラン奏法から始まりジョン・サイクス定番のマシンガン・ピッキングやメロディアスな見せ場もある、構築度とスリルが両立した名演！

ソロで6連譜が連続する部分の下降フレーズは、１拍＝1弦での2～５弦への下降。
ダウンから始めるオルタネイト・ピッキングで弦移動する場合、上昇より下降の方が物理的なピック移動が少ない分弾きやすい。
6弦はミュート気味にしてコンプレッション感を出すことで、聴感上のスピード感もアップさせている。
色々と応用できそうなパターン・フレーズだ。

結構忙しいバッキングは、ギターを練習する際の右手のウォーミングアップとしても最適。
ジョン・サイクスは自身のバンドでは歌いながらこのバッキングをこなしている。
自分のような凡人には信じられない至高の技だ。