大改造!レスポールにフロイドローズを乗っける その2

ギターのカスタマイズ

この記事の製作・改造・作業内容

必要パーツの調達

とりあえず、レスポールにFLOYDROSE用の穴をザグるという最大の難関を突破し、ガラクタにせずに済んだことに安堵しながら手持ちで無いパーツ類を調達します。
ブリッジはFERNANDESをやめてシャーラーを使うことにしました。ということで、それ用の42mmのサスティン・ブロックが必要です。
さらに、ナット側のロックには加工が不要なケーラー用のヤツ。ついでにタスクのナットも。
さらにさらに、3プライのピックガードと、細かいところでは、エスカッション固定用のロングビスもサウンドハウスに発注!

元スタッド穴埋めとか色塗りとか

ストップ・テイルピースやTOMブリッジを固定していたアンカー穴ですが、前者は直径15mmのタモ集成丸棒を直径12mm程度に加工して、後者は木釘で埋めました。
埋めたままだと木の地の色なのでラッカー黒を3度さらにクリアを4度程度吹いてから周囲になじませるべくサンディングしましたが、結局木の色が見えるまで削っちゃった部分もありながら面倒なのでOKとしました。
写真はサンディング前の状態です。
lp011

電装関係~セッティング

ピックアップはフロイド・タイプの弦間ピッチに合わないことを承知で、リアはお気に入りのSH-5 セイモア・ダンカンのカスタムを。
フロントは78年製レスポール・カスタムについていたTトップの刻印ナンバードPAFをチョイス。ダンカンの方はTトップに合わせてアジャスタブル・ポールピースをゴールドに交換しました。
あと、トグルSWもいつものゴールドにヤツに交換し、コントロール・キャビティ内部にはいつもの100均アルミ・テープでシールド。
マニュアルが付いていないことに若干驚きましたが、ケーラー用ロックも付けて、と。
購入しておいたタスク・ナットは今回は交換を見送りました。
もうちょい現状のサウンドを見極めつつ作業方法もリサーチしながら考えます。これを書いている時点ではブラス・ナットもいいかなー、とか色々妄想中です。

lp013

lp014

lp015

lp016
スプリング・ハンガーのキャビティはご覧のような深さ。狭い部分は工具が使えないので、できるだけ手作業でサンディングしましたが適当な所で切り上げまして、木部はエキゾチック・オイルジェルを塗布し、一応の吸湿対策(になっているか不安ですが)。

やっぱりこういった木工に関しては、専用工具を使った方が精度や仕上げの綺麗さに繋がりますし、時間的なロスも少ないですよね。
でも、商売にするなら必須でしょうが、ド素人の日曜大工程度では高価な工具は買えませんし。
下手なりに色々と創意工夫するのも楽しいので、まぁ今回も成功ということにしときます。

ちなみに、全てのパーツを付け終えて測った重量は4.15kgでした。
あれだけ木部を掘ったにもかかわらず、改造前と比較して200g増えてます!

動画でビフォー/アフターをチェック

まずは、改造前。

そして、改造後。

この記事でやってる事

バーニーLPフロイドの記事一覧

バーニーLPフロイドを弾いている動画付き記事

バーニーLPフロイド の詳細はこちら

TOP