ARIA PRO II PE 大改造レストア 第三週目

ギターのカスタマイズ

この記事の製作・改造・作業内容

ボディにパーフリング埋め込み

指板に埋め込んだパーフリングですが、ボディの周囲にも埋め込みます。
こちらは幅2mmのパーロイドと幅0.3mmの黒を予め貼り付けてからの作業となります。
ゼリー状アロンアルファを溝に塗布してからパーフリングを埋め込みます。
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フレット打ち替え

ポアーステイン黒で染めた指板も落ち着いてきたようなので、フレットを打ちます。
今回はジェスカーの#57110 NS18%です。
幅2.79mm x 高さ1.45mmのジャンボ・フレットです。FERNANDESのレスポールは、幅2.28mm x 高さ1.40mmの#55090だったので、若干幅広になっています。
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バインディング部の事前処理をして、チラシの裏に両面テープを貼ってスタンバイ。
これから打っていきます。
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フレット打ちは2回目ですが、溝にたまった接着剤とかの影響で上手く打ち込めなかったりと、少々手こずりました。
そして、エッジを仮処理して、#400と#1000を両面に持つダイヤモンド砥石の#400側でフレット全体の頭を軽くすり合わせました。
本格的なすり合わせとエッジ処理は、完成後に弦を貼ってビビリ等を検証しながら調整する予定です。
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ヘッドにもパーフリング埋め込み

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ヘッドにもパーロイドのパーフリングを埋め込みます。
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ちょっと掘り過ぎた部分は、黒の水性ウレタンニスで埋めておきます。

オーバーラッカー塗装

今回の週末は3連休ですが、台風が接近中で天候が思わしくありません。
しかし、雨予想に反して曇天となった3日目。塗装に着手することにしました。
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元の塗装を剥がすのが面倒なので、基本的に表面を軽くサンディングして塗料の食い付きを良くしオーバー・ラッカーします。
ただし、ボディの表面はストップ・テールピース用スタッド等の穴埋めやパーフリング埋め込みがありましたので、元の塗装を軽くサンディングした上でサンディング・シーラーを塗布し、#400だったかのペーパーで均しておきました。

指板やボディのバインディング部分などをマスキングし、ラッカーのアイボリーを吹いていきます。
地が黒っぽいので1回では隠蔽できません。
下地処理が甘く凹凸が出た部分を#400の耐水ペーパーでサンディングしながら、4回くらい塗布しました。
しかし、雨が降り出してきたのでここで終了。
強烈なシンナー臭が漂いますので、とりあえずベランダで干してます。
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