IBANEZ Destroyer II ピックアップで逡巡

ギターのカスタマイズ

この記事の製作・改造・作業内容

finish
先日、ピックアップをオリジナルのイカツいV-5からダンカンのSH-6に換装したIBANEZ Destroyer II
メイプル(トップ)+バスウッド(バック)のボデイにメイプル・ネックというマテリアルの割に高域のシャープさが不足していると感じ、ハイの抜けを狙ってSH-6にした。
その結果、ハイはある程度出て良いのだが、同時に中域も出る分相対的な抜け感がいまいちなのである。
セイモア・ダンカンのトーン・チャートによると。

品番 直流抵抗 レゾナントピーク EQ
SH-4 16.40kΩ 5.50kHz B5 M6 T8
SH-6 16.60kΩ 5.50kHz B5 M8 T9

SH-4と比べてもミッドがかなり出てます!
そこで、とにかくハイ命みたいなヤツを探すと、SH-12その名もGeorge Lynch Scremin‘ Demonというやつが!

品番 直流抵抗 レゾナントピーク EQ
SH-12 10.00kΩ 7.00kHz B5 M4 T9

直流抵抗で表されるパワーは枯れたヴィンテージ系ピックアップと同じような数値で、レゾナントピーク/EQの数値がかなり高域寄りになっている。
「悪魔のさけび」というネーミングは歪み度合よりも高域の特性から来るもののようだ。

理想はレスポール・カスタム ワインレッドのバランス良いサウンド。
リアに搭載されたギブソンのピックアップ498Tは巷では「特徴が無い」とか言われているが、直流抵抗13~14kΩのハイパワー系でありながら高域も素直に出る良いピックアップだと思う。

このSH-12を低中域が強いキャラクターのDestroyer II に搭載すれば、カスタムのワインのように全音域でバランス良く出そうな気がする。
そして、はずしたSH-6はソリッドなサウンド・キャラクターのレスポール・カスタム ホワイトに搭載しているSH-4と交換してさらにパワーアップしようかな。

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