変形イーグル その10 ボディトップのアーチ
2019.06.09ギター製作
ネックのシェイプをそろそろ追い込んで行こうと思います。
写真は昨年末に完成したLADO EARTHタイプのネックです。5Fのところにカットした輪ゴムを乗せています。自然なCシェイプになっています。
そしてこちらが作成中の本機=変形イーグル。
両端の丸みが無く平べったい感じになっています。アルファベットで言うならDシェイプという感じです。目指すのは自然な感じのCシェイプです。まだ削らないといけません。
ネックは厚みそのものより、むしろこの両端のシェイプがグリップ感というか演奏性に与える影響が大きいと感じます。
ところが小雨がパラついてきたので、室内に移動。
シビアなネック作業は一旦保留し、新兵器の四方反りカンナでボディトップのアーチを作っていきます。
カンナで粗く削って空研ぎペーパー#80で均していきます。
雨が止んだようなので、再び外へ。トリマー作業をササっとやってしまいます。
まずはコントロールキャビティのフタ用溝をフリーハンドで約2mmほど掘りました。
パネルがピタっとハマりました。
続いてボーズビットでボディバックの周囲を面取りします。(パネルがハマったまま)
そして再びアーチ作業。
ペーパーでゴシゴシします。
ちょっとボケボケですが、エッジにかけて凹んだアーチが付いてきました。
次の日。昨日こっそり進めていたネックのシェイプはこんな感じに。
さらにシェイプを追い込みます。(パネルがハマったままw)
どこまで削るかは実際に弦を張って実際に弾いてみた感触で決めましょう。
ということで、この辺で恒例の「楽器として成立するかチェック」を行いたいと思います。
ペグなど必要なパーツをセットしていきます。
見た目はイイ感じです。
が、フレットを打ったあとネックが微妙に逆反りしています。フレット溝に対してフレットのタング巾が若干大きかったということなんでしょうが、今までこんな事は無かったので湿度が日ごとに変化するここのところの気候の影響が出ているのかもしれません。
弦を張って弦の張力をネックにかけることでどの程度までフラットになるかしばらく様子を見ようと思います。
弦を張った状態でシェイプも詰めていきます。
かなり丸みがついてきましたが、まだちょっと厚いです。
変形イーグルの記事一覧
- 変形イーグル
- 変形イーグル その14 ウレタンクリア
- 変形イーグル その13 サンディングシーラー
- 変形イーグル その12 Z-POXYからのステイン着色
- 変形イーグル その11 色んなシェイプ形成
- 変形イーグル その10 ボディトップのアーチ
- 変形イーグル その9 ボディトップのアーチとフレット打ち
- 変形イーグル その8 ネックのシェイプ続き
- 変形イーグル その7 ヘッド中心に作業
- 変形イーグル その6 指板・ネック・ボディなど
- 変形イーグル その5 指板とヘッドのインレイ~指板接着
- 変形イーグル その4 ボディの作業
- 変形イーグル その3 指板フレット溝切り
- 変形イーグル その2 ボディの作成
- 変形イーグル その1 下準備~スルーネック切り出し
変形イーグルを弾いている動画付き記事
人気の記事
製作・改造・作業内容
Categories
- ギタリストお役立ちアイテム (1)
- ギタリスト列伝 (2)
- ギターのカスタマイズ (57)
- ギターを弾いてみた (7)
- ギター製作 (151)
- 使用ギター (16)
ギター別
- 初号機モッキンバード
- 変形ランディV
- 黒柿エレキング
- バックアイバール7弦
- X-STROYER
- LADO Earthタイプ
- 変形イーグル
- VICTORYタイプ
- EDWARDS LP CUSTOM
- 零号機アイスマン
- ランディV リバース・ポルカドット
- バーニーLPフロイド
- FERNANDES RANDY V
- JACKSON ランディV
- IBANEZ デストロイヤーII
- レスポール カスタム ホワイト
- レスポール カスタム ワインレッド
- フジゲン NCLC-20E
- EDWARDS ECLIPSE
- CHARVEL CDS-070
- フェルナンデスFR65スペシャル
- ARIA PRO II PE
- FERNANDES BLONDIE
- ZEPII SW-90
- カスタム白動画
- カスタムワイン動画
- フジゲン動画
- IBANEZ RG
- GRECO Early Sixties ストラト
- デストロイヤー動画