LADO Earthタイプ その5 ボディ穴開け続き~指板接着

ギター製作

この記事の製作・改造・作業内容

ネック作成ヘッド作成ボディ作成

ヘッドの化粧板


ヘッドのカーリーメイプル化粧板が接着できました。

アバロン風セルのインレイをヘッド面と面一に均して、ついでにペグ穴も開けました。
垂直ドリルスタンドの使用にあたり土台となる面が必要なので余分なところがまだ付いています。
トルクが30Nの新規購入ドリルの威力でわりとキレイに穴開けできました。

ペグ穴開けが終了したので、ヘッドのシェイプをラフカット。

ピックアップ・キャビティ


ピックアップのざぐりです。
耳の部分を小振りに掘っていたので、それに合わすべくピックアップ本体の耳をヤスリで丸三角に削ります。
ディマジオは元々こんな形のようですが、ダンカンは武骨な四角です。(写真のSH-2Nの6弦側耳ご参照)


わりと簡単に削れます。
こんな感じに収まりました。

リアのTB-14の耳は元は3穴タイプですが、こいつも削ってこのような感じに。

リアも何とか収まりました。

ブリッジ周辺と電装関係の穴掘り


続いてFLOYDROSEのスタッド穴とブリッジの落とし込み(リセス)加工。
スタッドは、弦振動がボディにより伝達されると一部で評判の昔ながらのタッピング・スクリュー。都市伝説を信じて今回はこいつにしてみました。
ネジ山を切ってある部分は5mmで穴を掘って、ネジ山の無い上部は7mmで掘ってます。

リセスはトリマーで深さ5mmくらいに掘りました。どうせアームアップはしない、というかアーミング自体あんまりしないので、このくらいでも大丈夫だと思います。

バックのスプリング用ざぐりもトリマーで掘りました。
スタッド用の穴が貫通しています!
リカバーは後でやるとして。。。

お次はコントロール系の穴をドリルで表から。

そしてそれを基準に適当な幅でコントロール・キャビティを掘りました。
新ドリルはトルクが高いので25mmのフォスナー・ビットが久々に使えました。フォスナー・ビットで粗方掘ってトリマーで整形しています。

次の日。
朝一の作業は貫通してしまったスタッド用の穴埋めです。
アッシュの端材を紙ヤスリでゴシゴシやって、ちっちゃいフタを作成。

穴よりも気持ち大き目に作成し、タイトボンドを付けてトンカチで叩き込みました。

コントロール関係はトップ面を落とし込んでます。

ついでにペグ穴のヘッド面も落とし込みました。
ヘッド面に貼った6mm厚カーリーメイプルの強度が不安なので、ヘッド全体を多少ブ厚くする分落とし込んでます。

ボディに戻ってスプリング・ハンガーのビス穴を開けました。
3.5mm径で開けましたが実際にビスをねじ込むとキツくて電ドラが空回りします。
ビスの頭がバカになってしまいました。

ちなみにドリルにはこの延長パーツを使用しています。

指板の接着


面倒な穴開け作業がほぼほぼ終了しました。
今週の作業の締めは指板貼りです。
指板をナット部42mm、エンド部58mmに調整し、ネックに置いて場所を確認しています。

指板裏面にタイトボンドを塗って。

指で全体に広げました。
しばらくこのまま放置して不要な工具を片付けます。

5分くらいしてからクランプ開始。
続きは次の週末へ!

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