LADO Earthタイプ その12 組み込み~完成!

ギター製作

この記事の製作・改造・作業内容

最終調整

平日の作業


先週末塗布したクリアの2液ウレタンの2液の混ざり具合が良かったのか、12月で気温が低いにもかかわらず2日ほどで塗装面が硬化しました。
ピックアップ穴に導電塗料を塗布しようと思います。まずは周囲をマスキング。


水性の導電塗料を細い刷毛で塗布します。
すぐに作業は終了しますが、乾かすために一晩置いておきます。

翌日、今度はバックのコントロール穴に導電塗料を塗布します。

塗れました。
他の作業もそうですが、実際の作業よりも準備の方が面倒くさいです。

いよいよ最終調整へ


土曜がやってきました。
朝から塗装面の水研ぎを開始しております。
水研ぎペーパーは#800⇒#1200⇒#2000という感じで進めています。#2000はフィルム・タイプのヤツ(ボディエンド右の水色のヤツ)を初めて購入しました。
洗剤のニュービーズを少量混ぜた水に浸して研いでますが、使い勝手がなかなか良い感じです。
このあと、コンパウンドで磨きました。


続いてフレットです。
今回初めてメイプル指板に塗装しました。ぱっと見分かりにくいですが、フレットにもウレタンのクリアが乗っています。
こいつをカッターでこそぎ落していきます。フレット上にカッターのエッジを当てると、薄い鞘状になった塗装がパリパリとはがれていきます。
全24フレットの塗装を剥いだあと、ペーパー#1200とコンパウンドで仕上げます。
製作前は初めての試みで不安もありましたが、予想外に簡単でした。


パーツを組み込む前に、電装系から片付けようと思います。
小ネタですが、ピックアップのポールピースをゴールドに換装しています。

んで、ピックアップ穴にはアース用のラグをセット。

ピックアップは直付けですが、高さ調整用にウレタンゴムを敷いておきます。

そしてこちらも初の試み。
リア・ピックアップのボリューム・ポットをフルテン時にバイパスになるヤツにしてみます。ポットが2連になっていて必要な部分は予め結線されています。
塗装前の試奏時にピックアップをアウトプット直付けにしたサウンドが良かった事からインスピレーションを得、バイパスにしてみました。


いつものようにギュウギュウに収まりました。

ペグはヤフオクでゲットした中古のゴトーです。

ペグのワッシャーをヘッド面に落とし込んでいます。

完成!


その他もろもろのパーツを組み込んで弦を張って完成!
LADOのEARTHタイプなのにJACKSON風ヘッドです。両社から怒られそうです。


ブリッジは中古のFLOYDROSE。ピックアップはフロントにダンカンのSH-2N。リアにTB-14。
コントロールは2VOLとトグルスイッチです。
VOLノブはピックアップのボビンの色=白に合わせて以前ヤフオクでゲットしていた白いスケルトンのヤツにしてみました。

指板もトラトラなんですが、上手いこと撮影できませんな。

ヘッドもトップ材と同じカーリー・メイプル。
こちらは無着色ですが。変形ギターは端材が良く採れます。

バックはX-STROYERの木材購入時に厚み調整で余った方のアッシュ5mm厚材。
色んなツギハギをカバーしています。

ボディのウィング材は6弦側がアッシュで1弦側がアルダーという独自の音響特性研究に基づいたハイブリッド構成。(特許出願中(嘘))

オーナー様(って自分ですが)のウェスト・シェイプにジャスト・フィットした腹コンター。

ブリーチしたジーンズっぽく仕上がりました!
弦高とかピックアップの高さとか色々調整しながら慣らしていこうと思います。

この記事でやってる事

最終調整

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