アースタイプ”のボディ・シェイプ改造 その5

ギター製作

この記事の製作・改造・作業内容

最終調整

導電塗料の塗布


クリア塗布から丸2日ほど経過しました。
5月末の乾燥した気候もあり、クリア層がほとんど硬化しているようなので、導電塗料を塗布していきます。まずはコントロール・キャビティ。

SONICの水性導電塗料を筆で塗ります。
水性なので筆は水洗いすれば何回でも使用できるし、ボディ面にちょっと飛び跳ねても直ぐに水拭きすればキレイになります。非常におすすめです。


ピックアップ穴も。
3~4時間乾かした後、各穴それぞれ2回目を塗布しました。

フレットに付いたクリア層を除去


さらに次の日。
メイプルの指板にもクリアを吹いたので、フレットの乗ったクリア層を除去します。
カッターやスクレーパーで削るんですが、勢いで指板面のクリアを剝がさないように、削れてもよい部分まで事前にカッターで切れ込みを入れたりと、細かい作業も必要です。

サンディング~パーツ組み込み


ボディのクリア層は水研ぎペーパーで#2000くらいまで、その後コンパウンドで研磨します。

概ね研磨し終わりました。

ペグやブリッジなどの金属パーツを組み込み、電装パーツの組み込みへ。
ピックアップ穴には導電塗料を塗布した部分に接地させたアースラグをセット。


そして反発力のあるスポンジやウレタンマットを敷いてピックアップをセットします。


ピックアップはビスでボディに直止め。ウレタンマットの反発で高さ調整可能です。

コントロール部の配線・ハンダ付け作業は、クリア塗装の乾燥中にダミーのダンボールを利用してやっておきました。
トグル・スイッチ、コイルタップのミニスイッチ、ボリューム×2という構成です。
あとは、ピックアップのリード線と弦アース等のハンダ付けだけです。


セットしたピックアップのリード線をハンダ付けして電装系も終了。
通常、ダンカン・ピックアップの赤白線は結線して熱収縮チューブなどで保護しておくんですが、今回はON-ONミニ・スイッチにハンダ付けします。
これで、スイッチを倒したときにハムバッカーの片方のコイルがアースに落ちてシングルコイルになります。コイル・タップというやつです。


いろいろ端折りましたが完成!

なかなかクレイジーな柄になったと思います。

バックは木目シースルーの落ち着いた感じ。

光の加減でクレイジー度がアップ。
これだからステイン塗装はやめられません!

この記事でやってる事

最終調整

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