LADO Earthタイプ その7 ネックのシェイプ形成~音出しチェック
2018.11.04ギター製作
指板サイドの処理
先週、フレットを打ち込んだ指板ですが、横から見るとフレット溝に隙間が空いています。
ここを埋めます。
メイプル粉とタイトボンドを。
混ぜてパテを作り。
フレット溝の隙間に充填します。
ついでにサイドポジション用の1.5mmの穴もドリルで開けておきます。
ポジション穴にセメダインを付けた黒棒を埋め込みます。
後程、乾いてから均します。
ロックナットの台座
FLOYDROSEロックナットの下に敷く台座を指板カーリーメイプルの端材で作成します。
指板材から1ピースで作成できれば良いんでしょうが、そんな腕が無いので後付けです。
ロックナットを乗せた時、1弦の通り道が指板から高さ2mmくらいになるように削って厚さを調整。
タイトボンドを塗って。
クランプして圧着。
ネックのシェイプ調整~音出し演奏チェック
ナット台座が接着できたようなので、弦を張って実際に弾いてみてネックのシェイプを調整しています。
ちょっとまだ太い感じがします。
3Fと5Fあたりがビビっていたので、何回か弦を外してフレットのすり合わせをしました。
それでは弾いてみましょう。
ピックアップはリアのTB-14をアウトプットに直結しています。
ナット側はロックしてないので最後のアーミングで全体的にシャープしてしまってます。
弾いてみると思ったより締まった低域でなかなか良い感じです。
TB-4みたいに中域がしつこくなく、自然で伸びやかな感じです。ピックアップは固定していなくて高さも低めですが、その分サスティンもあって新しい弦特有の倍音のウネリがセクシーです。
あまりのセクシーさに、このあと他の既存ギターのピックアップも高さをちょっと低くしてみました!
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