ギター製作 弐号機 変形ランディV その7 ネックのシェイプ形成~フレット打ち込み~動作チェック

ギター製作

この記事の製作・改造・作業内容

ネック作成フレット打ちボディ作成

そろそろネックのシェイプを確定させます!


海の日が絡んだ3連休がやってきました!! お天気も上々です。
ネックの厚さやシェイプをそろそろ確定させたいと思います。
厚さを正確に計測するため、まずは指板にアールを付けます。
アールはいつも通り16インチです。空研ぎペーパーの#100→#150→#400という感じで進めます。

指板エンド側からナット側方向にサンディングします。逆だと指板エンド付近の両サイドが必要以上に削れてしまうからです。

ほぼほぼ仕上がりました。
インレイの縁はメイプル粉をエポキシに混ぜて充填しましたが、メイプルの白っぽい感じにはなりませんでした。
アバロンの派手な模様でなんとか誤魔化せているかな?

ネック裏を削って厚さやシェイプを攻めていきます。丸棒に空研ぎペーパー#80を巻いて少しずつ削ります。
1~15フレットあたりが21mmくらいの厚さになりました。
ボリュート付近はまだちょっとゴツイ感じです。

腹コンターや各種穴開けなど


お腹が当たる部分のコンター加工です。
ノコヤスリでガシガシいって、ペーパーで仕上げます。

ヘッドに直径10mmのペグ穴を開けて現物で確認しているところです。

裏はこんな感じです。

スプリング・アンカーのボディ固定用ビス穴も開けて、チェックしているところです。
ビスの直径が4mmくらいなので、3.5mmのドリル・ビットを使いました。

アウトプットは舟形プレートを落とし込もうと、加工しております。
加工面が反り返っているので、上手く作業ができません。

コントロール系ツマミ類も落とし込みます。
左上からトグルスイッチ、フロントVOL、リアVOLです。
トリマーのフリーハンドなのでキレイな円形ではありません。最終的なサンディングでなんとかごまかします。

フレット打ち込み~動作チェック


フレットはいつものジェスカー55090では無く、ジャンボ・フレットの57110にしました。幅2.79mm、高さ1.45mmです。

メイプル指板での製作は初めてです。
メイプル指板は指板面にも塗装が必要なのですが、とりあえずエキゾチック オイル・ジェルを塗っています。
写真は2回塗布したところ。ちょっと黄味を帯びた感じになっています。

弦を張ってFLOYDROSEの可動や弦高のチェックをします。

ハイポジションの弾きやすさが尋常ではありません。(当社比)

おっとここで忘れていた指板サイドのポジション・マークを入れていきます。
直径1.5mmの穴を掘って1.5mmの白いプラ棒をネジ込みます。

コントロール部のフタを2mm厚プラ板で作成しました。そして、この完成品のフタをテンプレートにしてざぐり面に当てて鉛筆で線を引きました。
線の内側を2mm強の深さで掘ればフタがぴったり収まるはずです。
が、トリマーで掘るのは来週にします。セッティングが面倒なので。

ボディ・トップの外周は、もうちょい削った方が良いかなー。

腹コンターと右ヒジが当たる部分は非常にスムーズです。

もう十分に弾きやすいハイポジションですが、ツノの部分は上下とももう少し削りましょう。

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