ギター製作 初号機 モッキンバード その9 ネックの作業(指板アール/サイドポジション/シェイプ成形)

ギター製作

この記事の製作・改造・作業内容

ネック作成指板作成

指板アール成形


再びネックの作業です。
ネックのシェイプもそろそろ確定させたいと思います。精密に計測できるよう指板にアールを付けて、1Fの厚さを21mm、12Fを24mm程度にするのが目標です。

いつものサンディング・ブロックを使って、指板アールを好みの16インチ(400mmくらい)にしました。

空研ぎペーパーは、#100→#150→#240→#400という感じで進めています。

最後は#400ペーパーの裏面で磨きました。
エボニー指板と白蝶貝ポジションのコンビネーションは最高です!
指板両端のバインディングがエボニー粉で汚れてしまっています。サンディングでバインディングにキズがついて、そこにエボニーの削った粉が入ってしまうんですね。
最終的にはバインディングのエッジを丸めるので、そのときにキレイにしないと。

指板バインディングのサイド・ポジション


1,3,5,7,9,12,15,17,19,21,24各フレットのサイドにポジション・マークを埋めます。
1.5mmの穴を開けて、プラの黒丸棒を埋めます。

軽くセメダインCを付けて埋め込みました。若干飛び出ているので、乾燥したら均します。

シェイプ成形


さて、ネック・シェイプの成形も概ね最終局面を迎えました。
これまでのノコヤスリはやめて、より繊細な空研ぎペーパーでの作業です。番手は#60とか#80を使いますが、相手はメイプルなのでなかなか削れません。でも、微妙なタッチが必要な作業なので丁度良いです。
ヒール部はなだらかなカーブで自然なグリップ感が得られるようにしました。

ヘッド裏のボリュート部分は難しいですねー。最初の削り方を間違えたかもしれません。
不格好ですが、補強の意味ではこのくらいで良いかな。

ヒール周辺のアップ。
ツノの部分も削って、ハイポジションでの指の可動域を広げます。

この記事でやってる事

ネック作成指板作成

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