VICTORYタイプ2号機
- スケール:648mm
- メイプル3Pスルーネック
- ボディウイング材:アフリカン・マホガニー 35mm
- ボディトップ材:カーリー・メイプル 5mm
- ボディバック材:アフリカン・マホガニー 5mm
- フィンガーボード:エボニー w/白蝶貝インレイ
- フレット:24F ジェスカー55090
- 指板ラジアス:16インチ
- フロントピックアップ:ダンカン SH-2n
- リアピックアップ:ダンカン TB-5
- コントロール:2Vol トグルSW タップSW
- ブリッジ:GOTOH 1996T
- 仕上げ:ウレタン マットフィニッシュ
- 重量:3.9Kg
- 製作:2021年2月~4月
モッキンバード タイプのシェイプを改造しました。
ネック・ヒール部分もスリム化しています。
元々はこんなでした
- スケール:648mm
- メイプル3Pスルーネック
- ボディウイング材:バスウッド 35mm
- ボディトップ材:2Pメイプル 15mm
- フィンガーボード:エボニー w/白蝶貝インレイ
- フレット:24F ジェスカー55090
- 指板ラジアス:16インチ
- フロントピックアップ:ダンカン SH-2n
- リアピックアップ:ダンカン TB-5
- コントロール:2Vol トグルSW
- ブリッジ:GOTOH 1996T
- 仕上げ:ウレタン マットフィニッシュ
- 重量:4.05Kg
- 製作:2017年3月~5月
零号機アイスマンはプロトタイプということで、メイプルのスルーネックにバスウッドの両ウイングを接着したシンプルな構造のフラット・トップでした。
続く第二弾の本機モッキンバードでは、初号機のフラット・トップへさらにメイプル・トップを重ねる構造をプランニング。
いかにもスルーネック然としたタイトな生音の零号機に対して、初号機はトレモロのアンカー部分を約10mmの深さに渡ってメイプル・トップが振動を受け取ることでアタックのレイテンシー向上と元気な倍音がミックスされた賑やかな生音を獲得。
生音の出方がワインレッドのレスポール・カスタムに似た感じになりました。
ピックアップはダンカンのパッシブ・タイプを使用。
よりピッキングのニュアンスが活かせるようになっています。
上手いギタリストなら様々な表現ができるギターになっていると思います。
また、第二弾としてのチャレンジとして、ネックのヒール部分を初号機よりさらに後方にかつ滑らかに成形。
自然なグリップ感を保ちつつ、ハイ・ポジションの演奏性を向上し24フレット仕様にも余裕で対応しています。
トップのメイプルは厚さ15mmでボディ周辺部を13mm掘り下げて高さ6mmのバインディングを巻いています。
これにより、ボディ中央部50mm、周辺部43mmの厚さになっています。
べべルド加工しているのは、ボディ周辺部厚さの差7mm分というわけです。
自然な鈍い陰影がマット・ブラックに合っています。
初号機モッキンバードの記事一覧
- 初号機モッキンバードのボディ・シェイプ改造 その4
- 初号機モッキンバードのボディ・シェイプ改造 その3
- 初号機モッキンバードのボディ・シェイプ改造 その2
- 初号機モッキンバードのボディ・シェイプ改造 その1
- VICTORYタイプ2号機
- ギター製作 初号機 モッキンバード その16 完成!
- ギター製作 初号機 モッキンバード その15 最終工程(導電塗料でシールド、ロッドカバー再作成)
- ギター製作 初号機 モッキンバード その14 塗装工程後編(ウレタンスプレーで本塗装)
- ギター製作 初号機 モッキンバード その13 雨の日の作業(ロッドカバーとバックパネル作成)
- ギター製作 初号機 モッキンバード その12 塗装工程前編(サンディングシーラー等下地処理)
- ギター製作 初号機 モッキンバード その11 ヘッドのインレイとフレット打ち
- ギター製作 初号機 モッキンバード その10 ボディの作業(色んな穴開け)
- ギター製作 初号機 モッキンバード その9 ネックの作業(指板アール/サイドポジション/シェイプ成形)
- ギター製作 初号機 モッキンバード その8 ヘッドの作業(化粧板貼りとバインディング巻き)
- ギター製作 初号機 モッキンバード その7 ボディの作業(FLOYDROSEざぐりとバインディング巻き)
- ギター製作 初号機 モッキンバード その6 ネックの作業(トラスロッド仕込みと指板接着)
- ギター製作 初号機 モッキンバード その5 ボディの形成(シェイプ形成~トップ部接着)
- ギター製作 初号機 モッキンバード その4 ボディの形成(ウイング部接着)
- ギター製作 初号機 モッキンバード その3 スルーネック部の形成
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- ギター製作 初号機 モッキンバード その1 設計と仕様
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