ギター製作 初号機 モッキンバード その14 塗装工程後編(ウレタンスプレーで本塗装)

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本格的に塗装していきます


サンディングシーラー層を光沢が無くなりマットな感じになるまで#400の空研ぎペーパーで研磨し、いよいよ本塗装です。
アイスマンのときはラッカー黒のマット・フィニッシュでした。
今回のモッキンバードでは2液ウレタンで同様のマット・ブラックにしようと思います。
ウレタンにした理由は、早い仕上がりと皮膜の強さです。
ラッカーも安くてイイんですが、重ね塗りが面倒な上、溶剤が完全に揮発するまで数か月かかるというのがネックですね。

まずは1回目。
2液ウレタンは化学変化によって硬化が進みます。
重ね塗りする場合は10分置きにしろ、と説明書きされています。
使用したのは、アサヒペン 弱溶剤2液ウレタンスプレー 300ML ツヤ消し黒。2,600円です。

で、2回目。

3回目。

4回目。
という感じに進めました。
スプレーの噴射が弱いのでツノの内側とかまで塗料を行き届かせるのが難しいです。

続いてボディの表側は養生した壁際に吊るして同様に4回くらい塗布します。

4時間後、ボディ及びネックのバインディング部とヘッドのマスキングを取ります。

で、マスキングされていた部分を中心に、艶消しクリアのウレタンを塗布します。
使用したのは、デイトナ(Daytona) 耐ガソリンペイント 2液ウレタンスプレー/つや消しクリア(透明) 315ml。2,430円です。

ウレタンは高いけど集中して作業できるので効率良いです。
室内で乾燥させます。

サンディングーシーラーを研磨した段階では見えなかった微妙な段差も本塗装すると露になります。
本当はこの後も研磨しながら進めた方が良いんでしょう。
が、自分用なので簡単に妥協します。

塗装中、一部白濁していたヘッドはイイ感じになってます。
こういう平坦な部分は上手くできるんですけどねー。

ウレタンは2日くらい経つと硬化が進み、ベタ付きが無くなってサラっとしてくはずです。

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