黒柿エレキングのトップ板張り替え その7 ヘッド・ロゴ作成苦闘編

ギター製作

この記事の製作・改造・作業内容

ヘッド作成

以前はヘッドに何もロゴを入れていなかったエレキングですが、ボディとヘッドにフレイム・メイプルを貼ったのを機にロゴを入れてみようかと思います。

貝シートで挑戦!


これまでは厚さ2~3mmくらいの白蝶貝やアバロン風セルからロゴを切り出してヘッドに埋めたことはありましたが、今回は薄い貝シートで作成し埋めずにヘッドに貼ろうと思います。
東急ハンズにて1,000円くらいで購入した貝シートにデザインを貼りカッターで切っていきます。

切るというか、デザインに合わせてちょっとずつ溝を深くしていく感じです。そうしないとスグに割れてしまいます。

バラバラになりながらなんとか切り出しました。
が、張ったデザイン紙を水で塗らして剥がそうとしたところ、貝シート自体もバラバラになってしまいました。。。
薄い貝同士を接着しているのは理解していましたが、水で簡単にバラバラになるとは思ってもみませんでした。
ショックで写真は残っておりません。

今度はデザインを貼らずに貝シート状に直接書いて切っていきましたが、ボロボロに崩れて没。
ロゴのデザインが小さくて貝シートで作成するのは自分の力量では無理っぽいです。
トリマーに小さいビットを付ければ何とかなりそうですが。。。

水貼りデカールで挑戦!


ということでデカールでやってみます。
黒、金(風の茶色)をインクジェット・プリンターで印刷しデカールを作成します。

輪郭を切り出してヘッドに乗っけて。

ゴシゴシして張り付けます。
が、透明のものに色を乗せただけなので、黒っぽいヘッドに貼ると透けて見えにくくなってしまいます。

デカールは失敗でした。
せっかく貼ったデカールですがシリコンオフとかを塗布して剥ぎ取りました。
ストラトにみたいにメイプルの木地に黒ロゴとかならこの方法もありですが、黒っぽいヘッドのエレキングには合わなかったようです。
白を印刷できれば良いんですが、特殊なプリンターなどを使わないとできません。

カッティングシートで挑戦!


ということで色々調査した結果、カッティングシートでやってみることにしました。
というか自分では作れませんので、クワックワークスさんに発注しました。
ネットで発注・データ入稿して中3営業日で家に届きます。最も細い線を0.5mm以上にしないといけないので小さい文字はできません。データ入稿するとチェエクして教えてくれるので何回か修正して入稿しました。
色は、白、グレー、ゴールドで発注しています。写真のサイズで1枚390円です。店舗とか業務用だけではなく、素人にも対応してくれてますので助かります。

で、これを貼りたい場所に乗せて。

台紙を剥がしてヘッド面に張り付けます。

擦りつけて圧着させるため、その辺にあった七味唐辛子のボトルでゴシゴシしました。
ブルース・ギタリストの人ならスライドバーでも代用できますね。


うまく貼れたでしょうか。ちょっとずつ剥がしていきます。

グレーを貼りました。白の方が良かったか?まぁこんなモンでしょう。

厚さ0.1mm以下ですが指で触るとはっきりと段差が確認できます。
そこで、サンディング・シーラーを塗布して段差を無くそうと思います。
3回くらい塗布しました。

というわけで今回のロゴはカッティングシートでなんとか成功しました。
貝を切り出してヤスリとかで成形するよりも輪郭がキレイに出せます。
大き目のデザインなら質感で勝る貝の切り出しが良いですが、デザインのサイズによってはカッティングシートもアリかもしれません。

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ヘッド作成

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